概要
おかだ農園は、雄大な十勝平野の南東部に位置する浦幌町の北部に我が農園があります。浦幌とは、アイヌ語の「オーラポロ」が転訛して浦幌となり「オー」は川尻「ラ」は草の葉「ポロ」は大きいで、「川尻に大きな葉が育成するところ」といわれています。
明治2年、十勝国十勝郡に属し、同年静岡藩の支配を経て、同4年開拓使の直轄となった。先祖は、明治32年岐阜県より祖父が7歳で両親に連れられ浦幌に入植し、大正5年に妻と結婚し現在地に分家したものです。
当地は、内陸性気候で、冬の朝は-25℃前後(-30に為る時も)と寒さも厳しく日中は-10℃前後、夏は日中25℃前後(30℃以上も)夜は15度前後と昼夜の寒暖が大きく栄養豊富で美味しい作物が出来ます。
農園の面積は48ha、小麦15ha、甜菜13ha、豆(8種)13.85ha、野菜3.15ha(南瓜0.15ha、とうもろこし0.5ha、玉葱2.5ha、馬鈴薯3.0ha)を栽培しています。
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お問合せは当農園か、浦幌町農業委員会(015-576-2179)にご相談ください。
農園名 | 十勝 うらほろ おかだ農園 | 代表者名 | 岡田 雅裕(おかだ まさひろ) |
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TEL | 015-576-6722 | FAX | 015-576-6755 |
地図
住所:北海道十勝郡浦幌町字相川82-5
環境にやさしい農業 エコファーマー 十勝第135号
持続農業法 持続性の高い農業生産方式 認証
持続性の高い農業生産方式の導入に関する計画は、持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律第3条の規定に基づく「持続性の高い農業生産方式の導入に関する指針」及び同法施行規則第4条の導入計画の認定基準に照らし、適当と認められるので、同法第4条の3項の規定に基づき認定されました。
平成18年3月13日 認証
「ふぞろい」と呼ばないでください
各位様
昨今、家畜の餌や農業資材・農業機械及び燃料の高騰そして来年度からは肥料が75%値上げすると言われています。私達農業を取り巻く情勢は大きく変り、不安の一途をたどっています。私達農業者は先行き不安で、農業を継がしたくてもこの情勢では、後を継ぐものがいない等、農業後継者不足に頭を抱えています。このままでは国の言う自給率39%を50%に上げるとの国の方針ですが実現するでしょうか。ふぞろい農産物が収穫されずに畑に捨てられている食品や食料が1日3万トンも捨てられているとも言われています。食糧を海外に依存している日本、真剣に皆で考えましょう。飽食の時代は終わりました。
私達生産者が一生懸命努力しても報われません。でも、だまって手をこまねいて見ている訳にはいきません。八百屋さん(対面販売)が少なくなりスーパー(無人販売)が出現してから綺麗で形の良い物だけが店頭に並ぶようになりました。その陰で形の悪いだけで日の目を見ない多くの農産物や野菜が有ります。「もったいない」何とか消費者の皆さんに形姿が悪くても味は店頭に並ぶ野菜となにも変らない。
安価で消費者の皆さんに食べて頂くことは出来ないか思いついたのが、かぼちゃのふぞろい販売です。6年前より取り組み始め以外に反響が良いではありませんか、年々注文の数が増え手応え十分です。今まで利用されていなかったふぞろい農産物に付加価値が付きました。今では皆さんが美味しいと言って頂いています。おかげさまで昨年はふぞろい全量をご利用頂く事が出来ました。今ではお客さまからかぼちゃまだですかとお電話を頂くほどになりました。ありがたいことです。本年度よりふぞろいとうもろこしの販売も始めました。
私達生産者と一人でも多くの消費者の皆さんと協力し合って自給率向上に向って考え努力しようではありませんか。ご理解の程よろしくお願いいたします。
うらほろ子ども食のプロジェクト
平成20年10月2日~3日に大阪府立北摂つばさ高校修学旅行、農山漁家で民泊体験の受入を9戸の民家で25名の子供たちを受け入れをしました。
子ども達は、都会にない大自然にふれ、美味しい野菜、農作物や家族と共に作ったカレーライスの味、暖かい家庭に触れ素直に感動をしていました。
私たちが受入式が終わり、各家庭に着くまで子ども達や受入家族も不安だったようですが、時間が経つにつれ打解け野菜や農作物の収穫に挑戦、夕食は収穫した野菜で各家庭がカレーライスに統一メニュウ、子供たちが芋の皮むきや調理など、包丁さばきのぎこちない子や慣れた手つきで野菜を刻む子ども達など夕食準備、家族と和気あいあいの中夕食、美味しい美味しいの連発、カレーの苦手な子どもも居ましたが全員綺麗に食べて満足げな顔をしていました。
夕食後は、ちょうど夜空は闇夜で、満点の星空に感動、道に全員で寝そべって、天の川を初めて見た!、流れ星を数えて私4個見つけた等、時の立つのも忘れ永遠1時間半、夜空の星に感動の連発。
夜空の星に後ろ髪引かれながら、入浴をすませ床に着きました、どんな夢を見たのでしょうか。。??
翌朝、お~~い早く起きないとバスに乗り遅れるぞ、朝食もそこそこ別れも惜しみ、家を後にして帰路に着きました。。
子ども達からお礼のお手紙を頂きました(^^)、3泊4日の日程の修学旅行、私達の家庭ではほんの短い1泊2日民泊体験でした。大自然、澄み切った青空、美味しい野菜、満点の星空、家族ともふれあった一時等、感動の連続、全日程を当地で過ごしたかったと綴ってありました。子ども達の感動で私たちもパワーを頂きました。
大阪の食料自給率2%、浦幌の自給率2,900%が大阪の食生活を支え、今回民泊した子ども達が当地で経験した事は永遠に忘れることがないだろうし、子ども達が親になりやがて子供が出来た時、その子ども達に浦幌で学んだ事、食の大切さを伝えてくれるだろう。
今回私たちが受入れた子ども達が私達の田舎を第2の故郷として永遠に心に残るだろうし、子供たちがやがて社会に出て、悩み行き詰った時田舎のお父さん、お母さんを思い出して相談してくれればなんて素晴らしいことでしょう。
今回受入れをして頂いた民家のお母さん方全員がが、また子ども達を受入れをしたいねと口をそろえて言って頂きました。
ぜひ多くの皆様が我が浦幌に家族連れでも結構ですので、お越しをお待ちしています。